会社設立サービスで有名なサービスは「freee会社設立」と「マネーフォワード会社設立」です。
どちらがいいか選ぶ判断基準は「始めて会社設立する人を、迷わせずに法人登記できるか」という点だと思います。
その上でどちらのサービスを選ぶべきかというと、
「どちらでも大丈夫です!」
すみません。。。
でも本当に機能面や操作のわかりやすさなどに大差はなく、どちらも素晴らしいサービスなんです。
違いとしては、サポート体制と操作画面のデザインくらいです。
「すでにどちらかの会計ソフトを使っている」「知り合いが使っていたから、わからない所を質問できる」といった各個人の事情に合わせてしまっていいと思います。
この記事では、「freee会社設立」と「マネーフォワード会社設立」について解説します。
それぞれで共通する点と違っている点がわかります。
※この記事には一部PRが含まれます
1)【一覧】「freee会社設立」VS「マネーフォワード会社設立」
「freee会社設立」と「マネーフォワード会社設立」を
【共通点】と【違う点】に分けて一覧にしました。
■【共通点】一覧「freee会社設立」VS「マネーフォワード会社設立」
サービス名 | ・freee会社設立 ・マネーフォワード会社設立 |
利用料 | 無料 |
使い方 | ・項目を各ステップに沿って進めていくと、必要書類を作成できる ・全部のステップが終了すると、会社設立が完了する |
書類フォーマット | 各種必要書類のフォーマットあり |
書類提出先の案内 | 最寄りの役所の案内あり |
定款費用 | 5,000円 |
定款費用の無料サービス | 法人会計サービスを新規契約すると定款費用が無料になる |
会社設立後の手続き案内 | 登記後の手続き案内あり |
■【違う点】一覧「freee会社設立」VS「マネーフォワード会社設立」
freee会社設立 | マネーフォワード会社設立 | |
---|---|---|
運営会社 | freee株式会社 | 株式会社マネーフォワード |
お問合せ対応 | メールと電話によるサポート | チャットによるサポート |
操作画面(デザイン) | ・各項目が長いページに順番に並んでいる ・網羅性があり全体を把握できる | ・案内画面を1ページずつめくって進める ・余白が多く見やすい |
2)「会社設立サービス」とは
会社設立サービスとは、会社設立に必要な書類を作成してくれるWEBサービスです。
各項目をステップ形式で進める事で必要書類の作成ができます。
会社情報などの必要事項を管理画面に入力すると必要書類に反映されて書類が完成します。
完成した書類は全てダウンロードできて印刷できます。
完成した書類をどこの役所に提出すればいいかも案内してくれます。
法人登記だけでなく設立後の具体的な手順も案内してくれます。
始めて会社を設立する人のために、専門知識なしでも1人で会社設立できるようガイドしてくれます。
一般的に会社設立は、素人が1人で調べながら進めるには難易度が高いので不可能に近いです。
しかしマイクロ法人の規模であれば会社設立サービスの案内ページを指示通りに進めて行けば着実に手続きを進められます。
極端な話、何も調べずとも会社設立サービスの手順1から順番に進めれば、マイクロ法人を作れてしまうと思います。
3)「会社設立サービス」がやってくれること
■ステップ形式の工程説明
ステップを順番に進めて行けば手続きが終わっていきます。
会社情報の入力や書類作成など、ステップを進めていく上で初めて気付くこともあるかと思います。
一度手を止めて必要な内容を揃えてから、途中のステップを再開こともできます。
大きな見出しと詳細な説明が分かりやすく構成されている案内ページです。
■必要事項を書類に記入
手順通りに必要事項を入力すると自動的に必要資料に反映されます。
各手順で必要書類をダウンロードする時には、必要事項が記入された状態になっています。
■必要書類の提供
各ステップで必要書類をダウンロードができます。
各役所に書類を取り行ったり、関連サイト見つけ出して書類をダウンロードすると言った手間を省けます。
各役所には必要書類を紙ベースで提出しなければなりません。
自宅で書類をダウンロードできるので、事前に必要書類を完成しておく事ができます。
印刷に関して、はプリンターを持っていない方はコンビニプリントでも大丈夫です。
■最寄りの役所の案内
マイクロ法人を作るには、公証役場や法務局などに行く必要があります。
普段行くことが少ない場所なのでどこにあるかわからない方も多いのではないのでしょうか。
入力された会社住所から手続きする各役所をマップと共に表示してくれます。
4)「会社設立サービス」の利用料金は無料
■設立実費と設立手数料一覧
会社設立サービス | 専門家に依頼 | |
---|---|---|
設立実費 | 約24万円(株式会社の場合) | 約24万円(株式会社の場合) |
設立手数料 | 0円 | 約10万円 |
電子定款作成料 | 約5,000円 | 0円 |
印鑑代 | 約5,000円 | 約5,000円 |
合計 | 約25万円 | 約34.5万円 |
※印鑑代は商品によって金額が大きく異なります。
「会社設立サービス」の利用料金(設立手数料)は無料です。
司法書士などの専門家に依頼した場合は手数料が発生します。
相場は約10万円くらいです。
設立実費だけでも約24万円(株式会社の場合)くらいかかる上に、手数料10万円は手痛い出費です。
「会社設立サービス」の利用する事で、この手数料を節約できます。
節約を目的とするマイクロ法人を作る方にとって、会社設立サービスは必須ツールと言っても過言ではありません。
5)【解説】「freee会社設立」VS「マネーフォワード会社設立」
冒頭でもお伝えしましたが、本当に機能面や操作のわかりやすさなどに大差はなく、どちらも素晴らしいサービスなんです。
正直どちらでも大丈夫です。
どちらのサービスも、始めて会社設立する人が迷わずに法人登記できるように作られています。
あえていうなら、サポート体制と操作画面のデザインに違いがあります。
それぞれ順番に解説します。
5)-1【freee会社設立】手厚い電話対応で一歩リード
freee会社設立「freee会社設立」は、freee株式会社の会社設立サービスです。
freee株式会社は会社設立サービス以外にも、「freee会計」をはじめとした会計関連全般のサポートサービスを取り扱っています。
「freee会社設立」の使い方は、入力窓に必要事項を入力し、選択項目を選んで、ステップを進めていけば法人登記に必要な書類が出来上がります。
書類を提出する最寄りの役所も案内してくれるので、迷うことはありませんでした。
操作画面のデザインは、一枚の長いページにそれぞれのステップが上から順番に並んでいます。
どの工程にいるのか現在位置がわかりやすい作りになっています。
サポートに関しては、メールと電話で対応してくれます。
0120から始まるフリーダイアルに電話すると、コンシェルジュの方が質問に答えてくれます。
僕自身もこのサービスを使ってマイクロ法人を作りました。
僕はアカウントを作ってから大体2週間くらいで法人登記できました。
サービス名 | freee会社設立 |
運営会社 | freee株式会社 |
利用料 | 無料 |
使い方 | ・項目を各ステップに沿って進めていくと、必要書類を作成できる ・全部のステップが終了すると、会社設立が完了する |
書類フォーマット | 各種必要書類のフォーマットあり |
書類提出先の案内 | 最寄りの役所の案内あり |
電子公告サービス | 公告ホームページのURL(登記アドレス)の発行が可能 |
定款費用 | 5,000円 |
定款費用の無料サービス | 法人会計サービスを新規契約すると定款費用が無料になる |
会社設立後の手続き案内 | 登記後の手続き案内あり |
お問合せ対応 | メールと電話によるサポート |
操作画面(デザイン) | ・各項目が長いページに順番に並んでいる ・網羅性があり全体を把握できる |
- 電話で人に直接色々相談しながら進めたい。
- 法人設立の進み具合がわかりやすい方がいい。
- 一枚の長いページでそれぞれのステップを確認できる。
- 電話で人がサポートしてくれる。
5)-2【マネーフォワード会社設立】納得のユーザー満足度
マネーフォワード会社設立「マネーフォワード会社設立」は、株式会社マネーフォワードの会社設立サービスです。
株式会社マネーフォワードは会社設立サービス以外にも、会計関連サービスを中心に電気料金や保険サービスなど幅広くサービスを展開しています。
「マネーフォワード会社設立」の使い方は、「freee会社設立」と同じく、
入力窓に必要事項を入力し、選択項目を選んで、ステップを進めていけば法人登記に必要な書類が出来上がります。
書類を提出先の案内もわかりやすいです。
操作画面のデザインは、紙芝居のように各ステップが1枚ずつ設けてあります。
スペースも広く見やすいです。各工程を着実に終わらせて行っている感覚があります。
サポートに関しては、チャットで担当者が対応してくれます。
僕もこの記事を作るにあたって、実際にアカウントを作って、各ステップを進めていったのですが、とてもわかりやすいです。
やる事が一目瞭然にわかります。
サービス名 | マネーフォワード会社設立 |
運営会社 | 株式会社マネーフォワード |
利用料 | 無料 |
使い方 | ・項目を各ステップに沿って進めていくと、必要書類を作成できる ・全部のステップが終了すると、会社設立が完了する |
書類フォーマット | 各種必要書類のフォーマットあり |
書類提出先の案内 | 最寄りの役所の案内あり |
電子公告サービス | 公告ホームページのURL(登記アドレス)の発行が可能 |
定款費用 | 5,000円 |
定款費用の無料サービス | 法人会計サービスを新規契約すると定款費用が無料になる |
会社設立後の手続き案内 | 登記後の手続き案内あり |
お問合せ対応 | チャットによるサポート |
操作画面(デザイン) | ・案内画面を1ページずつめくって進める ・余白が多く見やすい |
- 各工程を着実に進めていることを実感しながら進めたい。
- チャットで気軽にサポートしてほしい。
- 紙芝居のように各ステップを1枚ずつ進めていく。
- チャットでサポートしてくれる。
6) 会社設立サービスで迷わず法人登記
マイクロ法人を作る人は、「freee会社設立」「マネーフォワード会社設立」のどちらか選んでおけば、迷わずに法人登記できるでしょう。
違いとしては、サポート体制と操作画面のデザインくらいです。
その他に選択する基準としては「すでにどちらかの会計ソフトを使っている」「知り合いが使っていたからわからない所を質問できる」といった各個人の事情に合わせるといいというくらいです。
私個人的には、自分が実際にマイクロ法人を作る時に利用した「freee会社設立」に一票を入れます。
会社設立サービスを利用した具体的な手順解説は、以下の記事をご覧ください。
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