フリーランスに興味がある会社員Webデザイナーは、独立しフリーランスになることをおすすめします。
なぜなら会社や上司の評価に縛られずに、自分主導の働き方ができるからです。
もともとWebデザイナー出身の僕は過去6回の転職の末に独立開業しました。
今ではフリーランスが一番納得感のある働き方だと思っています。
この記事では、フリーランスWebデザイナーになるメリットとデメリットを解説いたします。
より分かりやすいように会社員のWebデザイナーのメリットとデメリットも比較対象として解説します。
フリーランスWebデザイナーは自由な働き方ができる反面、厳しい実情もあります。
1) フリーランスとして稼働している人は年々増えている
独立しフリーランスとして稼働している人は年々増えております。
それに伴いフリーランスをサポートする環境やサービスも充実してきています。
今やフリーランスとして独立開業する事は難しい事ではないのです。
2) 会社員とフリーランスのメリット・デメリット
Webデザイナーをする上で、会社員とフリーランスではどのような違いがあるのでしょうか?
フリーランスWebデザイナーには良い面もあれば、厳しい面もあります。
以下でそれぞれのメリットとデメリットを解説します。
2)-1 フリーランスWebデザイナーのメリット
- 仕事した分がそのまま収入になる
フリーランスWebデザイナーになると自分が働いた分だけ収入になります。
特に請負契約の場合は納品した分だけ収入になります。
つまり収入の多い少ないは自分次第といえます。
実力のある人は数をこなし収入を増やすことができるでしょう。
- やらされてる感はゼロ!仕事に納得感がある
フリーランスWebデザイナーになると会社や上司の評価などを気にせず自分の裁量で仕事をすることができます。
自分で取ってきた仕事なので大事に扱うことできるでしょう。
どんな仕事も無駄に感じることがなく納得感が大きいです。
良くも悪くも結果は自分の次第なので、やらされてる感はゼロです。
- 人間関係や上司の評価から解放される
基本的に1人で働いているので、誰の目も気にせずに仕事ができます。
長いお昼休みに取ったり、息抜きにYouTubeを見たりと自由に時間を使えます。
自分のパフォーマンスが収入に直結しているので、いつ何をするかは自己判断です。
ポジショントークや期待行動から解放されます。
- 場所や時間を自分で決められる
基本的にはリモートワークになるので、働く時間や場所を自分で決めることができます。
自分のパフォーマンスを発揮できる場所と時間で働くことができます。
自分のオフィスを持つこともできますし、カフェやコワーキングスペースで働くこともできます。
2)-2 フリーランスWebデザイナーのデメリット
- 案件を自分で取ってこなくてはならない
フリーランスWebデザイナーは、案件を自分で取ってこなくてはなりません。
フリーランスになるにあたり、これが1番高いハードルであり不安要素かと思います。
逆にいうと案件を取れるようになればフリーランスとしてやっていけるということになります。
知り合いのツテがある方は、まずはしっかりとパイプをつなぎ確実に案件をいただけるようにしましょう。
ツテやアテがない人はまずはフリーランスエージェントに相談する事をお勧めします。
案件参画の可能性を高くするために複数のエージェントに登録するといいと思います。
以下のエージェントがおすすめです。
僕のブログでもフリーランスWebデザイナーの仕事の取り方を解説しています。
- 設備を自分で揃えなくてはならない
会社員の場合パソコンやアプリなどは支給してもらえます。
しかしフリーランスWebデザイナーは自分で備品を購入するなど準備しなければなりません。
最近はアプリなどのサブスクリプションもあり購入しやすくなってきましたが、初期投資はわりとかさんでいくものです。
きちんと必要備品の費用を算出しておく必要があります。
- 仕事が全部自己責任
フリーランスWebデザイナーになると基本的には1人で案件をこなします。
自分のスキルセットにない事を要求されたり、トラブルが起きた場合も、自分で対応しなければなりません。
事前のリスク管理を十分に行わないと、自分もクライアントも不幸なことになってしまいます。
2)-3 会社員Webデザイナーのメリット
- 収入が安定している
これが会社員Webデザイナーのもっと大きな強みといっても過言ではないでしょう。
会社に勤めていれば、不祥事などを起こさない限り滅多な事ではクビになることはないでしょう。
つまり減給などはあっても収入がなくなるということはありません。
- 会社が案件を取ってきてくれる
会社は売上を作るために存在しているので、潰れかけの会社でなければ潤沢に案件を確保しているものです。
一般的には太いクライアントを持っていたり、営業担当が案件を取ってきたりします。
- 困った時に仲間に助けてもらえる
特に会社員Webデザイナーの場合は、単独で稼働することは少ないです。
他のデザイナーやディレクターなどでチーム編成されています。
トラブルが起きたり、わからないことがあるときは周りの人に聞いたり助けてもらうことができます。
2)-4 会社員Webデザイナーのデメリット
- 会社の規則や就業時間を守らなくてはいけない
会社員Webデザイナーは一般的に朝出社し夜まで仕事しなければなりません。
最近はフレックスやリモートワークを取り入れている企業も増えてきましたが、組織で働く上ではある程度の規律と秩序を守ることが求められます。
- 仕事を自分で選べない
会社員Webデザイナーの場合、一般的には上司の采配で案件が割り振られます。
会社により寛容さに違いがあると思いますが、会社の都合で案件が決まることが多いでしょう。
炎上案件の火消し対応などもありえます。
- 上司の評価を意識しなければならない
会社では、基本的にお給料の額面は期待行動をどのくらい満たしているかで決まってくるものです。
自分の評価を上司などの第三者が行うことになります。
評価面談や無言のプレッシャーは大なり小なりあるでしょう。
3) フリーランスWebデザイナーの年収
フリーランスWebデザイナーの年収の幅は大きいです。
なぜなら請負契約で納品ベースの単価を稼ぐという選択肢があるからです。
ひとつの例として以下のようなデータがあります。
在宅フリーランス:年収250万円~
出典:平均年収.JP
独立:年収450万円~
上記の「独立」とは副業ではないフリーランスのことで、常駐案件対応なども含めていると思います。
フリーランスWebデザイナーは、例えば業務委託の月額設定で報酬を受け取り、合わせて請負契約でボーナス的に報酬を受け取るなどの組み合わせも可能です。
マルチタスクが得意な人は、請負契約でたくさん納品できれば年収1,000万円稼ぐことも可能かと思います。
4) フリーランスのメリットは価値が高い
最近では、求人媒体やニュースなどでも「リモートワークの導入」「フレックスタイム制」「ジョブ型雇用」などが企業の売り込みとしてアピールされています。
当たり前ですがこういった内容をフリーランスは満たしています。
つまり企業ではフリーランスのような働き方をアピールポイントとして取り上げているのです。
会社員にもメリットはありますが、トレンドとしてはフリーランスのメリットの方が時流の価値として高いように思えます。
会社員以外の働き方をしたことがなければ、一度フリーランスを経験してみる事をおすすめします。
繰り返しになりますが、フリーランスWebデザイナーにとって案件獲得が1番の不安要素かと思います。
案件獲得には以下のエージェントが強い味方になってくれます。
案件獲得の可能性を高くするために複数のエージェントに登録するといいと思います。
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