Webディレクターは人手不足なので、未経験からでもWebディレクターになることは可能です。
実際、未経験者のWebディレクターの求人はあります。
転職以外でも、自分でブログやサイトを立ち上げてそれを実績とし、未経験でなくなる方法もあります。
僕は、Webデザイナー→Webディレクター、受託会社→自社事業会社と移り変わってきた経歴があります。
約15年ほどWebの業界で働いてきて、その内10年近くWebディレクターをやってきました。
この記事では、未経験からWebディレクターになる方法を解説します。
1) Webディレクターとは
Webディレクターの基本的な動きとしては、クライアントの要望を受け取り、Webサイトを企画し制作進行を行うことです。
さらに案件によってはマーケティングや解析などのスキルが必要になることもあるでしょう。
つまりWebディレクターの対応領域は広く、知識や経験が必要です。
Webディレクターに必要な知識と能力を一覧にすると以下のようになります。
- Webサイトの企画・設計・提案の能力
- Web制作の知識
- プロジェクトマネジメントの能力
Webディレクターに必要な知識と能力については僕のブログでも取り上げました。
実際覚えなくてはいけないことは多いのですが、対応範囲が広いのでWeb関連以外にも「管理能力」「マネージメント力」なども含まれます。
つまり別の職能や異業種でつちかってきた経験もアピール材料に使えます。切り込み方やアピールのやり方次第で業界に入り込むことは可能です。
2) Webディレクターになる「はじめの一歩」
この記事をご覧になっている方は「Webディレクターになりたいけど、はじめの一歩がわからない」という状況かと思います。
ここからは、Webディレクターへのはじめの一歩を3つ紹介します。
Webデザイナーやプログラマーなど、Web業界にすでにいてWebディレクターになりたいという方は一旦対象から外させていただきます。
ちなみにキャリアアップに関しては以下のブログで詳しく説明しております。
2)-1 ブログやサイトを自主制作する
まず初めに紹介したい方法は、ブログやサイトを自分で作って運用してみる方法です。
例えば、ブログを作って運用しているとします。その時点でサイト制作、サイト運用、マーケティングの実績があることになります。
また自分でサイトを作って運用すると、制作や運用の苦労がよくわかります。つまりクライアント目線や制作サイドの目線がよくわかるようになります。これはWebディレクターにとって大きな経験であり大切なマインドです。
懸念点としては、ブログやサイトの制作と運用には時間がかかることです。目安としては制作に1ヶ月くらい、運用は最低でも3ヶ月くらいは必要になるでしょう。孤独な戦いの中でモチベーションを保てるかがネックになるかと思います。
ちなみにブログを作るコストはサーバー代とドメイン代くらいなものです。
さらにいうと、ブログで収益化できてしまえば、あなたの財産にもなります。
モチベーションさえあれば始められるし、失敗したとしても得られるものは大きいでしょう。
- メリット
1) サイト制作、サイト運用、マーケティングの実績が得られる
2) クライアントや制作サイドの目線がよくわかる
3) ブログやサイトで収益化が可能
- デメリット
1) 制作や運用に時間がかかる
2) モチベーションの維持がむずかしい
おすすめのブログサーバーを以下にまとめています。
2)-2 Webディレクタースクールを利用する
Webディレクタースクールで必要なスキルを習得する事ができます。
実務で経験を重ねる事が理想ではありますが、初めの一歩となると都合よく環境が揃っているものではないでしょう。
そうした声を受けて各スクールでは実務ベースの受講内容を用意してくれています。
自分に足りないスキルセットを補う形で、適したスクールと受講内容を選ぶとよいでしょう。
Webディレクタースクールでは先生やクラスメイトと一緒に課題をこなします。
学生に戻ったみたいな気持ちになり、挫折せずに続ける事ができると思います。
- メリット
1) 自分に足りないスキルセットを選んで学ぶ事ができる
2) 先生や一緒に学ぶクラスメイトや、挫折せずに続ける事がでる。
- デメリット
1) 受講費用がかかる
おすすめのWebディレクタースクールを以下にまとめています。
2)-2 未経験OKの会社に入社する
冒頭でもお伝えしたように、未経験のWebディレクターの求人はあります。
他業種からの転職も可能でしょう。
例えば、サービス業や営業職などの経験があり「管理能力」「マネージメント力」がすでに備わっている人であれば、未経験でもWebディレクターとして活躍することも可能かと思います。
Webディレクターとして入社するので、ワンストップで夢が叶うと言えます。
実務に勝る勉強はないので、着実にWebディレクションスキルも身に付くでしょう。
しかし、いきなりプロとしての成果が求められるので、初めの1年くらいは厳しい状況が想定されます。
それなりの覚悟が必要でしょう。
- メリット
1) 企業の実務で実績が積める
2) ワンストップでWebディレクターになれる
- デメリット
1) 入社1年くらいは厳しい状況が想定される
3) まずは実績を作って未経験ではなくなる
Webディレクターには幅広い知識と能力が求められます。
言い換えると知識と能力の幅の広さがWebディレクターの実力といえます。
会社員でもフリーランスでも、Webディレクターには実績は必要です。
まずは何らかの形でも実績を作って未経験ではなくなることを目指しましょう。
まずははじめて見ると言う事が大事だと思います。
Webディレクタースクールは経験を積む環境が揃っているのでまず相談してみてください。
おすすめのWebディレクタースクールを以下にまとめています。
どのようにWebディレクターを目指すにせよ、ブログなどサイトを自分で作って運用することは、Webディレクターにとって必ずプラスになるのでおすすめします。
おすすめのブログサーバーを以下にまとめています。
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